ルマケラス®を服用される患者さんのためのウェブサイト

Q&A

  • Q: ルマケラスはどんな種類の肺がんに使われますか?

    肺がんは組織型によって大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分けられますが、ルマケラスは非小細胞肺がんという組織型のうち、KRASの変異(KRAS G12C)を有することが確認された患者さんに使用されます。肺がんの治療は、組織型や遺伝子変異の有無によって最適な治療が異なりますので、治療方針については担当医とよくご相談ください。

  • Q:遺伝子の変異はなぜ起こるのですか?

    肺がんは喫煙との関連が知られていますが、KRAS G12C変異についても、喫煙者で多くみられることが報告されています。一方で、非喫煙者の肺がんも少なくなく、このような肺がんに関する変異の原因はまだ明らかではありません。

  • Q: 肺がんと診断され初めて治療を受けたときには、KRAS遺伝子検査について医師からとくに説明を受けませんでしたがなぜでしょうか?

    ルマケラスは、非小細胞肺がんの患者さんのうち、過去に他の薬物療法を受けたことがある方が対象となります。非小細胞肺がんの薬物治療は、治療開始後に効果や副作用の程度を評価し、別の治療にお薬を変更する場合があります。薬物治療の変更のタイミングについては、担当医とよくご相談ください。

  • Q: 副作用について、どのような症状があらわれたときに病院に連絡すべきですか?

    副作用について」のページに記載された「注意すべき症状」があらわれたときなど、普段とは明らかに異なる症状や異変を感じたときは、すぐに病院に連絡するようにしてください。その他に気になる症状があるときは、治療日誌に記録しておき、受診時に担当医、薬剤師または看護師に連絡してください。

  • Q: ルマケラスを保管するときの注意点はありますか?

    直射日光を避け、なるべく湿気の少ない所に保管してください。また、お子さまのおられるご家庭では、お子さまの手の届かない所に保管するようにしてください。

  • Q: ルマケラスはいつまで服用すればよいですか?

    通常、効果がみとめられる間は、服用を続けます。定期的に検査を行い、治療の効果を確認します。副作用の程度により、お薬を減らしたり、お休みする場合がありますので、つらい症状がある場合は、担当医、薬剤師または看護師に相談してください。

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